旧武田尾駅ジオラマ製作日記6
ホームの塗装
ホームの塗装を手掛けます。長年の汚れ、列車の台車とレールから出る鉄粉、煤、ホームにはいろいろな色がこびりついています。それで、単純な色ではなく、いろんな色が混ざったグラデーションを表現した塗装を心がけました。当時の写真にあるように、白線も引いてあります。
ホームの待合所、信号てこ操作所の製作
当時の写真を見ると、乗客が腰を掛けて座る椅子に屋根の付いた待合所があったようです。別の写真を見ると、乗客が座ってくつろいでいる写真もあります。写真を見ながら完璧に一緒ではありませんが、雰囲気をつかんだ形に仕上がりました。
同時に信号てこの操作所も塗装しました。待合所も、信号てこ操作所も後程エアブラシ―で、さらに汚していきます。
↑ 信号てこ操作所(鉄じいじ様提供)
↑二つの建物がホーム上見える。屋根の付いたベンチのある待合所、信号てこ小屋。(鉄じいじ様提供)
↑それほど汚れていない待合所。(鉄じいじ様提供)
写真は古い年代のものかもしれない。
↑ 待合所
↑ 信号てこ操作所
では、今までで塗装した個所をご紹介したいと思います。駅舎の製作と同じように、下地の色を塗り、アクリル塗料で吹き付け、艶消し塗料の塗布、墨入れ、ドライブラシ―の行程で塗装しています。経年劣化、風雪、雨などの自然にできた汚れを表現しています。
駅付近のアスファルト道路面の塗装、および、駅の法面の石垣の塗装
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