旧武田尾駅ジオラマ製作日記no3
旧武田尾駅ジオラマ完成予想図
旧武田尾駅ジオラマ全体図の作成
プランナーからのプラン提案を基に、今回のジオラマの全体像がようやく描けてきました。ジオラマの外寸は幅800mm×奥行350mm×高200-300mmになります。
旧駅舎を中心に、食堂、武庫川にかかる温泉街へと続く橋、手前には川、背後は山という風光明媚な景色をギュッと凝縮したジオラマです。川の水面から、背後の山まで、雛壇のように高低差のある配置で奥行き感を出すように工夫しています。照明付きです。
ボードの作成、建物の位置決め
さて完成予想図がある程度定まりましたので、まずはベースの作成です。近くのホームセンターの資材館で、べニア板と巾木を購入し、お店で指定の寸法に裁断してもらいます。以前は家で切っていましたが、お店の方がきれいに正確に裁断して頂き、やっぱりいいですね。
そして、家で接着します。ジオラマベースの周りに縁がとってありますが、ここの部分にアクリルケースが載ります。今回のジオラマはホコリを防ぐためケースを付けます。アクリルケースは、アクリル加工専門の業者さんにオーダーしてあります。
ジオラマの地形の基礎となるのは、木のベースとスタイロフォーム(写真下水色のボード)という加工しやすい建材です。発泡スチロールによく似た素材で、切ったり、削ったりすることができ、地形作製にもってこいです。よく使います。
次に、トレーシングペーパーを敷いて、地形の位置、大体の建物の位置、などを記しておきます。また線路の位置も仮止めしておき、それぞれの配置を決めます。
実際に配置してみたりすると、建物を少しずらした方が、きれいに見えたり、特に駅舎がメインなので、改札と踏み切り、ホームへと渡っていく風景が見やすいように微妙に位置をずらしながら決めていきます。
↑建物を仮置きして、見え方を確かめてみる。実際においてみるとイメージしやすい。
調整の結果、橋から目線を向けると旧駅舎の入り口、改札、がきれいに見える位置が決まりました。まち針でしっかり位置を決めておきます。また、橋の角度を斜めにして橋が良く見えるように調整されています。
次の行程は、線路の最終的な位置決め。地形の造作にかかります。スタイロフォームを重ねて、地形の高低差を付けていきます。平面的なジオラマが立体的に変わっていきます。
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