旧武田尾駅ジオラマ製作日記 no1
駅舎の製作
本業が最近忙しくバタバタしていたり、オークション出品のためのジオラマ製作のため、なかなか時間が取れませんでしたが、いよいよ時間の合間をぬって在りし日の旧武田尾駅のジオラマ製作に着手することとなりました! 今の武田尾駅は新線が走り、旧線の福知山線は廃線となって、廃線ハイキングコースとなっています。旧駅舎や線路は撤去されたうえ、今から10数年前に大きな台風があり武田尾は甚大な被害を被りました。
そのため被害を起こさないため護岸工事がなされ、今は在りし日の姿はほとんどありません。
以前の武田尾駅や、温泉宿はどんなんだったんだろうと、廃線跡を歩きながら興味がすごくわいてきました。自宅が近くなので、よく家族や友人とハイキングに武田尾を訪れます。温泉の湧き出る足湯に浸かったり、古いトンネルを見てはワクワクします。
旧線の武田尾駅の写真や、周りの温泉街の姿を写真を見たとき、大きな感動を受けました!美しい渓谷の間を縫うように走る旧福知山線。山間にあるレトロな駅舎とホーム。腕木式信号機。駅を中心に広がる美しい昭和の古き良き時代の温泉街。
なんて素晴らしい風景なんだろう、ぜひジオラマで再現したい、作りたいと思いました!
ジオラマ作りは子供からの趣味で、大人になってからは、猪名川町の自宅に小さな工房を設けて、本業の傍ら、注文の依頼を受けて製作したり、オークションに出品したりしています。ジオラマ作りは奥が深く、ジオラマ製作技術の向上に終わりはないのですが、ジオラマ作りは大好きなので、製作開始です。
まずは、ネットを検索し写真を集めたり、youtubeの旧武田尾駅の投稿された画像を見たり、武田尾にあるカフェの皆さんのご協力を得て、地元の人のコレクションの画像を提供してくださったりして、大体の姿をとらえることができました。ありがとうございました!
当方は、旧武田尾駅に行ったことが無く、写真で見る昔の駅やホームや温泉街の姿を見て、完全に魅了され、ぜひ作りたいと思った次第なので、画像や写真だけが頼りになります。完璧な縮尺で完全に再現することは、難しいかもしれませんが、出来る限り駅舎の持つ美しさを表現したいと考えました。
駅舎をまず完成することが出来たら、そこからホーム、側壁、美しい渓谷も再現したいと思います。照明も入れると夜の武田尾駅も楽しむことができます。
渓谷の川の表現は何度も販売用ジオラマで製作しましたので、うまく表現できると思います。問題は駅舎とホームですね。ここを突破できれば前に進むと思います。とにもかくにも資料が欲しいのでいろいろ集めています。
ここで、どうしても写真がない部分が出てきました! 旧駅舎の商店側の面、また駅舎の後ろにある鉄道施設の建物、また駅舎の建物の施設側の面がどうなっているのか資料が集めれなくて分かりません。
まずは分かる範囲の面から製作しています。トミックスのローカル木造駅舎を基本として、フルスクラッチで製作しています。いろいろな部品を組み合わせながら、まずは外観を作り上げていきます。
資料がない不明な点は、地元の方にお聞きしたり、お写真を見せて頂きながらコツコツと作ってみたいと思います。
資料が見つかり次第、駅舎の製作続行です!
最後までご覧くださりありがとうございました!
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